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【結局クリニックと育毛剤どっちがいいの?】メリット・デメリットを解説

 

薄毛・脱毛が本格的に気になるようになると、仕事先プライベートになんらかの支障が出るという男性は多いものです。「もしかしたら取引先相手に気づかれているかもしれない」「自分の頭髪に人の視線が注がれている気がする」と一旦思いはじめると、いつもの調子が出なくなってしまうのは仕方ありません。

 

そこで薄毛対策を調べ始めたときに筆頭候補になるのが「育毛クリニック」と「育毛剤」です。今回は育毛クリニックと育毛剤のそれぞれのメリットとデメリットについて解説します。

【結局クリニックと育毛剤どっちがいいの?】メリット・デメリットを解説

 

1 育毛剤のメリット

育毛剤は、毛髪の成長(=育毛)を促す成分を主体とした製品です。現在、生えている毛髪の成長をさらに促進したり、または荒れた状態の頭皮環境を整えたりすることで、脱毛を防ぐのが目的です。育毛剤の多くが「医薬部外品」となります。

 

【育毛剤のメリット】

  • 手軽に始められる
  • インターネットドラッグストアなどで簡単に手に入れられる
  • 脱毛を防げる(※ただし、効果には個人差はあります。)

 

育毛剤は手軽で簡単

育毛剤はなんといっても手軽に始められる点が一番のメリットです。クリニックに行かずに済ませたい人にとっては、使いやすいスプレータイプや塗るタイプなどあり、どれも簡単に使えます。忙しい日々でも続けやすい点もメリットです。

 

医師の処方がなくても手に入れられる

育毛剤の多くが医薬部外品のため、クリニックの受診の必要もなく手に入る点もメリットです。例えば、朝の洗面所で自分の頭髪が気になり出したら、仕事帰りにドラッグストアで買って夜から使い始めることができるので簡単・時短であると言えます。

 

初期の薄毛・脱毛には効果あり

薄毛の初期段階であれば、頭皮環境を整えたり、生活の見直しをするだけで薄毛・脱毛を防げる場合もあります。そんなときに育毛剤を取り入れることで改善できる人も多いです。

 

2 育毛剤のデメリット

 

市販されている育毛剤は「すぐに手にいれやすい」ことから、思ったときにすぐに始められるというメリットをご紹介しました。薄毛・脱毛が気になり出した人にとっては始めやすいと言えるでしょう。

そんな育毛剤ですが、なにかデメリットはあるのでしょうか?使用前に知っておきたいデメリットもご紹介します。

 

【育毛剤のデメリット】

  • 1割の人にかゆみ、かぶれが出ることがある
  • 最低でも3ヶ月から半年は継続する必要がある
  • (発毛剤とはちがって)新しい毛髪の生成までは促さない

 

使用者の1割に副作用

手軽に使える点では薄毛・脱毛で悩み出した初期の人にとっては、育毛剤はもっとも取り入れやすい一方、副作用についても知っておく必要があります。

育毛剤は発毛剤と共通した副作用として、頭皮のかぶれやかゆみを発症することがあります。割合としては、育毛剤(または発毛剤)を使用した全体のうち1割程度に、こうした症状があらわれることがあります。

万が一副作用が出た場合は、すみやかに使用を中止し、症状が改善するか様子を見ることになります。もし改善されずに副作用がおさまらない場合は、皮膚科などに受診する方がいいでしょう。

 

継続して使ってみないと効果がわからない

育毛剤は医学部外品のため、効果もゆるやかに出てきます。そのため「1ヶ月使ったけれど、まったく効果がない」と焦り、すぐに使用を中止してしまう人がいるようです。

少なくても3ヶ月から半年は継続して使い続けることで、脱毛する量が減ったり、頭皮環境が改善されたりなどの効果を実感できます。始める前に念頭に置いておきましょう。

 

育毛剤では増毛しない

はじめてセルフケア製品使う人にとっては「育毛剤」と「発毛剤」のちがいもよくわからないままに使い始める人も少なくありません。育毛剤は現在ある頭髪の脱毛を防ぎ、健康にするために使われるため、抜けてしまった毛根から再び髪の毛を生やすための働きはありません増毛したいとお考えの場合は、発毛剤を使う方が良いでしょう。

 

 

☞知らずに使ってますよね?良い育毛剤の選び方! 

 

 

3 育毛クリニックのメリット

 

育毛クリニックは「育毛・増毛・植毛」を専門とするクリニックです。そのため、薄毛・脱毛の症状がより深刻でセルフケアでは症状の改善が見込めないようであれば、受診を検討するのも一つです。ここでは育毛クリニックのメリットをご紹介します。

 

【育毛クリニックのメリット】

  • (AGAのような)セルフケアでは改善できない症状も改善する可能性がある
  • より自分の症状に合う治療を受けられる
  • 治療の選択肢の幅が広がる

 

AGA(男性型脱毛症)なら、やっぱり専門クリニック

AGAによる薄毛・脱毛は、DHTの作用によりヘアサイクルが乱れることで発症するといわれています。そこで、いくら育毛剤によって頭皮の環境を整えたとしても、ヘアサイクルを正常に戻すことはできません。

また、育毛剤に含まれる有効成分はAGAに対して医学的な効果も示されていないことから、早めにクリニックを受診した方が改善されやすいとされています。

 

自分の症状を正確に把握し、適切な治療が受けられる

クリニックでは、必ず医師による問診や検査をいくつか受けるなどのプロセスがあるため、自分の薄毛・脱毛の症状を正確に把握すことができます。自己判断によるセルフケアでかえって悪化させるリスクを取りたくない人にとっては、クリニックの方がより安心できると言えます。

 

治療の選択肢の幅が広がる

セルフケア(育毛剤、発毛剤、スカルプシャンプー、頭皮マッサージなど)を一通りすべて取り入れても症状が改善されなかった場合であっても、クリニックでは治療の選択肢が用意されています。

例えば、脱毛を抑える成分を含む内服薬、メソセラピー、外用薬(塗り薬)、植毛、ヘアタトゥーなど、一人ひとりの症状や予算に応じた治療があるので、より自分に合う治療を見つけることができるでしょう。

 

 

4 育毛クリニックのデメリット

 

本格的に薄毛・脱毛対策をしたい人にとって育毛クリニックのメリットをお伝えしました。ここでは、さらに「知っておきたい情報」としてのデメリットもご紹介します。

 

【育毛クリニックのデメリット】

  • (育毛剤の使用と同様に)クリニック治療は長期に渡る
  • セルフケアよりも費用がかかる
  • 100%改善を約束された治療ではないことを理解する必要がある

 

クリニックによる治療は長い時間がかかるもの

クリニックで受ける治療は長期間に渡ります(一部の治療は除く)。そのため数回の受診で症状がすぐに改善されない点では、育毛剤によるセルフケアと同様です。

薄毛・脱毛は長期で取り組むスタンスが大事なので、焦らずに通い続ける根気が必要となります。

 

セルフケアと比べると高額になる

クリニックで本格的な治療を受けるとなると、やはりセルフケアより高額になる傾向はあります。薄毛を改善する成分のある内服薬も、使っているうちは症状が改善されてもやめると元通りになることもあります。

ご自身が治療にいくら費用をかけられるかを月単位で決め、無理なく通い続けられるようにする必要があります。

 

クリニックでも改善できない薄毛・脱毛がある

薄毛・脱毛を専門とするクリニックであっても、100%改善できるわけではありません。ご自身が「10代の頃のフサフサになるまで治療したい」と考えたとしても、その時点でかなり薄毛・脱毛が進行していたとなると、ご自身の理想を達成することは難しくなります。

無理のない治療のゴールを担当医師と話し合い、納得した上で治療を受けることが、後々「こんなはずじゃなかった」と後悔せずに済むポイントとなります。

 

 

いかがでしたか?

どの薄毛・脱毛の対処方法にもメリットとデメリットがあります。両者の違いを比較し、理解することで、ご自身に最適な方法を選択してください。

 

☞【やると決めたら見るべき記事】良い育毛クリニックの特徴や見分け方 

 

 

 

 

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